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臨床実習に関する論文が掲載されました。

このたび、日本作業療法教育研究 第17巻 第2号 2018年に、臨床実習に関する論文が掲載されました。


タイトルは、「診療参加型の作業療法臨床実習におけるリフレクション・シート使用の試み」です。





臨床実習教育に関する事例研究が少ないと感じており、今回、得られたことを考察しつつ振り返りの意味もあって、まとめてみました。

臨床教育をやっていて、いつも感じるのは手がかりの少なさです。今回は、臨床実習教育の一例ではありますが、少しでも参考になることがあれば幸いです。


なお、論文の全文は、日本作業療法研究会のホームページから無料で閲覧できます。
http://www.joted.com/

臨床実習に関するnote(スライド)もご用意しています。こちらには、リフレクションシート用紙や付録でリーズニング教授方法の資料も付いています。
https://note.mu/sho_ot/n/n9147701a370c

よろしければどうぞ。



最近の投稿

一人前の研究者になるためには?①

臨床と研究とをうまく続けていきたいなと思っております。

最近の疑問は博士号を取ると「一人前の研究者」と言われますが、どうやって一人前になるのか、独立した研究者になれるのか、というプロセスが知りたいなーと思っています。

いや、大学院博士課程に行けよ、と言われそうですが、実際そこでどんなトレーニングを受けるのか、自力でもできることはないのか、というのが知りたいところです。


米国と日本とを比較したものでとても参考となるのが、
安宅さんのブログ。

http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20081028/1225126542




わたしなりに、博士課程の学生さんや先生方と話していて、ゼミにお邪魔させてもらって、最近感じたことは、研究の環境、とくにコミュニティに属しているかどうか。



こういう環境づくりが、(博士課程を通して、あるいは博士課程に行かなくても)少しずつ形成できると、うまくいけば一人前の研究者として走り続けられる、ひとつの要素になるのではないか、と思いました。



もっと、ほかにも必要なことがあるのだろうと思いますので、今回のブログのタイトルを「一人前の研究者になるためには?①」としました。
またなにか気づいたことがあったら②を書いていきたいと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございます。感謝。






フォーカス・グループ・インタビューをやってみようと思う方へ

フォーカス・グループ・インタビュー(FGI)って聞いたことがありますか?

データ収集の技法の一つで、一時期、ビジネスなどでも流行したようですね。



メリットとしては、

・1対1では得難い、多様な意見を引き出せる(引き出しやすい)ことです。

 つまり、いろいろな人の話を聞きながら、自分の経験や意見が引き出されることで、結果得られるデータがより豊かなものになるという点が考えられます。


準備のために
こういった進行のメモを用意します。




もう少し詳しく知りたいと言うご要望があれば、可能な範囲で加筆していきたいと思っております。







ひとまず、参考図書を挙げておきます。

質的研究手法の情報

質的研究手法の情報を求めている方(ユーザー)が情報を見つけやすいといいかなと思い、以下に3つ(SCAT・M-GTA・TEA/TEM)のホームページを掲載させていただきます。

それぞれの説明や論文、研修等の情報について、ホームページで確認できます。






SCAT Steps for Coding and Theorizationhttp://www.educa.nagoya-u.ac.jp/~otani/scat/index.html#02



作業療法の研究として神保さんの研究があります。

作業適応の危機を経験しながらも大切な作業を継続している高齢者の作業の意味生成様式の探索的研究
https://ci.nii.ac.jp/naid/40021101767/







TEM(複線径路・等至性モデリング: Trajectory equifinality modeling)

https://sites.google.com/site/kokorotem/whatistem




作業療法の研究として古桧山さんの研究があります。

理論に根ざした実践で生じる信念対立の問題解明 −複線径路・等至性モデルを用いて−
https://kenkyuukai.m3.com/journal/journal_contents.asp?j_type=0&id=2253&co_id=38549&s_id=848&file=1






修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(Modified Grounded Theory Approach:M-GTA)http://m-gta.jp/



作業療法の研究として丸山の研究があります(手前味噌ですが・・)。

高齢者に対する訪問作業療法における作業療法リーズニング研究ー参加観察と反抗性的面接を利用した質的研究ー
https://kenkyuukai.m3.com/journal/journal_contents.asp?j_type=0&id=2566&s_id=848&co_id=42560&file=0




探せばもっとたくさんあるのかもしれませんが、ひとまず取っ掛かりとして例示しました。


*注:2018年3月20日現在の情報

CCSに関するシンポジウムに登壇します。2月18日(日)

CCSに関するシンポジウムのお知らせです。
2月18日に予定されている、第3回クリニカル・クラークシップに基づく作業療法臨床教育研究会で、シンポジスト役割を拝命しました(!)
臨床教育やCCSに関心のある方、ぜひご参加ください。
私は、臨床実習における思考過程の共有や目標設定等について話題提供させていただく予定です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

研究会のHPのURLです https://ccs-ot-education.jimdo.com/



ご案内:小田原OT勉強会「作業療法のリーズニングとリフレクション:入門編」

転職して間も無く、まだ慌ただしくも、OT(作業療法)と他領域とのコラボにワクワクしている毎日です。
今回は、丸山が講師をさせていただく「クリニカルリーズニング」に関する研修会のご案内です。

テーマは「作業療法のリーズニングとリフレクション:入門編」です。


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主催:小田原OT勉強会
日時:平成30年1月10日(水)19:00~20:30
会場:国際医療福祉大学小田原キャンパス5階義肢装具室
参加費:無料
申し込み方法:事前申し込み不要。直接会場へお越しください。
生涯教育ポイント:1ポイント
https://kana-ot.jp/wpm/lecture/post/5894

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参加者の方には、これまでのリーズニングの知見のまとめ(概要と最近の傾向)、実際のセラピーから学ぶ方法についての演習を通して、「クリニカルリーズニングとリフレクション概念」を明日から使える手段として、持ち帰っていただきたいと思っています。


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担当:丸山祥(認定作業療法士,修士)湘南慶育病院
私は11年目の臨床家です.私は,どうやったら自分のセラピーがもっとうまくできるのか?勉強会や文献で知った新しい知識をどうやって自分のセラピーに取り入れるのか?どうやって自分のセラピーを反省したり,修正するのか?といった臨床の思考過程に興味があります.そこで出会ったコトバが「クリニカルリーズニング」と「リフレクション」でした.これらは,作業療法における臨床教育のキーワードとして近年注目されています.この勉強会では,1)これらのコトバの解説,2)自分のセラピーを考えるための「リーズニングとリフレクション」演習を予定しています.よろしくお願いします.

第22回日本作業療法教育研究学術集会で発表してきました。

丸山です。転職しました。新規病院が開院して2週目になります。

第22回日本作業療法教育研究学術集会(@首都大学東京)で、初参加ながら、演題発表させていただきました。

テーマは、「作業療法学生に対する診療参加型の臨床実習教育におけるリフレクション・シート援用の試み」でした。





学会テーマは「臨床教育のあり方」でした。

自分のテーマも臨床教育なので、この学会、特に今回のテーマにピタッとフィットしているかな?と思い、思い切って演題の申し込みをしました。

発表はフラッシュトーク(各個人3分ずつ)とポスター発表という形式でした。

大先輩のOTRとディスカッションできて、とてもエキサイティングな時間となりました。
だいぶ時間も延長してしまっていましたが、あっという間に感じました。

また、翌日も貼ってあるポスターの前で、いろいろと質問やご意見いただけて、いままで行ったポスター発表の中で一番フィードバックをもらえたと感じました。


この事例研究に関しては、勧めもあり、今後、論文化に取り組んでいきたいと思っています。(臨床家による臨床教育の原著論文や事例報告は少ないようです)


今回は以下のような論文を参考にしました。
1)社団法人日本作業療法士協会養成教育部: 作業療法臨床実習の手引き, 第4版. 社団法人日本作業療法士協会, pp.8-9, 2010, http://www.jaot.or.jp/wp-content/uploads/2012/08/rinshoujisshuVer.422203251.pdf,(accessed2017-9-3). 2)村田和香: OT学生は臨床実習後にどのように職業的アイデンティティを高めているのか. OTジャーナル 43(3):217-222, 2009. 3)The World Federation of Occupational Therapists: Minimum standards for the education of occupational therapists. 2016, https://www.mailmens.nl/files/21072349/copyrighted+world+federation+of+occupational+therapists+minimum+standards+for+the+education+of+occu…