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恋してますか?

久しぶりの更新です。夏季ゼミと、大学院での研究倫理審査で夏と秋を過ぎ 今月末でいまの職場を退職となり、現在、引っ越しを終えて、ひと段落しています。   この間の出来事は、ひとつひとつの中身は濃く、かつ、ワーッと過ぎ去ってしまったので、思い出すのに苦労します。。   頭の整理を含めて、発見したコト、再発見したコトをここに記しておかなければと思い、改めて、このブログに向かう時間をつくっていきたいなと思っています。   先日、以前から紹介させていただいている、友の会の「風林火山」の方々が、送別会をしてくださいました。   ぼくが在宅リハ部門に異動した結成当時は、職員が段取りをして、連絡をして、当日も気をまわして・・と、かなりお手伝いをしていました。   結成から 2 年、いまは、全部、会の方々が自分たちで考えて、相談して、決めて、と準備して下さります。   もちろん、病院組織とのやり取りは、職員を通じてでないとうまくいきませんが、   みなさん、とても楽しそうで、活き活きしていて、次はなにをしでかすんだろう?とちょっと職員もヒヤヒヤ(ワクワク?!)しています。   メンバーの年齢層は、 30 代~ 60 代(最近 10 代の方がメンバーに入ってくれました!)   結構世代間のギャップがありそうですが、世代間交流もあり、いい雰囲気です。   送別会では、いろんな話が聞けて、面白いです。   仕事や、ボーナスの話では 「・・・あれ、ぼくら職員の方が少ないね(苦笑)」 とか、   恋愛の話では、 「ちょっと最近、様子がおかしくないですか?恋をしてます?? 「・・・はい。」 「え?!いつのまに彼女が出来たんですか?」 と驚きから始まり、   「なかなか会えないけど、いまはそれが楽しみ」 と、キラキラしている彼の姿が印象的でした。   いろんな困難さがあっても、夢中になれることがあるって素敵だなぁと 感じました。   ほんとすごいですよね。   このひとがいいなと想うこと、 いいなと想われること、  

いろんな顔

最近、朝仕事に行く前に 「今日は早い?遅くならないでね」と、 3歳の長男に釘を刺されます。  「パパもね、仕事なんだよ~」と、いい訳をしますが、  なんとも言えない気持ちです(苦笑  しかし、玄関を出れば、すぐ仕事のことを考えているのも事実です。  どこで切り替えているのかは無意識なのでわかりませんが、  家庭での自分と、仕事の自分を使い分け(演じ分け)ているようですね。 いま、夏季ゼミナールという病院行事まっただなかです。 初日の特別講義では、 自分のほうからお願をして、 患者さんのAさんに自分の経験をお話して頂きました。 急性期病院での壮絶な経験、そして回復期リハ病棟での話、  就労に至るまでの体験について、話をしてくださいました。  無事に終わり、帰り道、  「Aさんだからこそできた講義です。本当にありがとうございました。」とお礼をいうと、  照れた様子で、Aさんは、「人の役に立つっていいもんですね」と言って下さいました。 そのとき、自分は、いままでみていたAさんとは違うなと感じました。  そして、自分はこれまで、こういうAさんをみていなかったことにも気がつきました。  夏季ゼミでは、学生さんに対象となる患者さんの情報収集をしてもらい、 疑問をもちながら、深めていくという作業をしてもらいました。 自分の見ている視点からだけの情報や推測は、 誤った先入観が入ってしまうことがあり、  いろいろな場面での対象者の方の情報を得ていくことの重要性を  一緒に学ぶことができました。 だれでも、仕事の自分、家庭の自分、友人仲間のなかでの自分  というように、いろんな顔をもっているし、 どれも、まぎれもない「自分」なんだと思います。  一人の人でも、いろんな顔を持っている、  どんな顔を持っているのか? いま思えば、あたりまえのことですが、 これまで、見落としていたかなと気がつきました。  いろんな角度から、その方を知ろうとすることを 改めて、大切にしていきたいなと思いました。 自分でも、 こどもには 見せない顔もあるし、見せたい顔もある。 「パパも仕事頑張っているよ」と言って、  胸を張って、家を出たいなと思った、今日この頃でした。

日々新鮮

新年度がスタートし、どんな日々を過ごしているでしょうか? 自分の周辺では、変化の大きい日々を過ごしている人が多いように思います。 毎日が、いろんな変化があり 開始や、終了、修正、変更・・・ という判断の連続。 新鮮な毎日に、感謝したいです。 今週末には、「青葉若葉をみる会」という病院行事があります。 http://www.yamanashi-min.jp/newspaper/2012%E5%B9%B46%E6%9C%88/yamaminn201206-2.html (昨年の様子) 友の会「風林火山」のメンバーの一人が、司会を務めることになりました!! すごいです・・・。 その方は、外来リハから就労支援施設に移り、 就職活動にも励みつつ 3月には、学術大会で、「風林火山」の取り組みについてメンバーのみなさんと発表して頂きました。 それからも、 ますますイキイキされているのがわかります。 外来リハでOTをしていたときは、 僕は、伴走者として横を走っていましたが、 いまでは、後ろ姿を応援しています。 僕のほうが、会うたびに、エネルギーをもらっているようにも思います。 見ている景色がどんどん変わっていく。 自分の役割もどんどん変わっていく。 固定された、静止画ではなくて、 日常生活って、つねに新しいんだ ということを、改めて感じました。 新鮮とは、 「  物事 に今までにない新しさが感じられるさま。」だそうです。 (出典:デジタル大辞泉  http://kotobank.jp/word/%E6%96%B0%E9%AE%AE ) 喜怒哀楽あるけれど、 どれも大事にしながら、 支援したり、されたり。 相互交流のなかで、新鮮な日々を、 愉しみましょう。 ふと、ドリス・ピアース(2001)の、作業の定義が、「日々新鮮」という言葉にぴったりかなと思いました。  *作業とは、個人が、その人独自の文脈で行い、個人的に構築した、一回の経験である。  *活動とは、文

明日への期待

久しぶりにひとりの時間ができました。 明日、新しい家族を迎えます。 ドキドキとワクワクです。 自分の人生がどんなふうに変わっていくのか。 正直、やってみないとわからない、です。 でも、この「やってみないとわからない」という感覚が僕は好きです。 どんな出来事であっても、 きっと、 文脈(出来事と出来事とのつながり)や意味があって、 それをどう解釈していくは、それぞれにゆだねられていると思います。 いままでの出来事と 新しい出来事をつないでいくとき、 きっと自分のオリジナルな人生ができていくんですかね。 いつか死ぬなら、オリジナルな人生を愉しみたい。 そして、明日の出会いを 期待したい。 何があるかわからないから、いい。 何があっても、きっといい。 愉しみましょう。

お互いさま

あけましておめでとうございます。 連休が続くと、勤労者であることをすっかり忘れてしまいますね。 休日は、父親であることや、学生であることで必死です(笑 こどもと公園で遊んだら、次の日、筋肉痛となり、 運動不足な生活を痛感しました。。 昔はこれでもインターハイに出てたんですけどね。(苦笑 最近、嬉しいことがありました。 外来リハを卒業した患者さんがきて、 ことし、就職へ向けてあらたなる挑戦をしていこうと思っている と報告してくれました。 そして、ゆくゆくは、お金を貯めて、車を買って、運転したいと。 いまは就労継続Bという形態での就労ですが、 ことし一年かけて、就職活動をしていくそうです。 そのことを、目を輝かせて一生懸命語ってくれました。 ぼくに一通りいうと、ほかのスタッフにも語っている様子がありました。 こうやって、報告してくれる関係って嬉しいなと思いました。 この方は、昨年できた互助会(「風林火山」グループ)でも、中核を担うメンバーです。 こんど、3月には、組織の中での学術集会がありますが、「風林火山」として演題をエントリーして、 職員と一緒に発表することになっています。 「ほかの患者さんにも、伝えていきたい」という想いがあります。 ぼくはそういう気持ちをもっているこの方から、エネルギーをもらっているなと感じます。 セラピストは、与える人という役割と思いがちですが、 けっしてそうではないと思うのです。 自分のために行動する、けど、じつはそれが誰かのためにもなってる。 だれかのために行動したら、自分にもそれがかえってきた。 ということが、やっぱりあるんだと思います。 彼は、そういう関係性が、互いの人生を豊かにしていくのだと教えてくれました。 働くことを通して、誰かのために、自分のために、 人生を豊かにできたら、いいな。 そして、また、それを応援できるといいな。 と思いました。