スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2014の投稿を表示しています

湘南OTで「リーズニング」についてお話しさせて頂きました

9月28日に湘南 OT さんでプレゼンさせて頂きました.前日には神奈川県脳卒中カンファレンスで事例報告をさせてもらい,ひと段落したので久しぶりにブログを更新します. ここでは内容を参加者の方の振り返りとして,また参加はしなかったけど興味をもったよという方のために丸山の感想も含めて書かせてもらいます. 今回のテーマは,リーズニングの利用(実践と教育)ということで 「実践をよりよくするために,自分たちの実践から学ぼう(学ぶことが出来る)」 ということがメインテーマでした. 会場は茅ケ崎市民文化会館で,ここは自分たちの専門学校の入学式&卒業式をした場所であり,そして専門学校時代同級生の村仲さんと一緒に講師を行うということは非常に感慨深かったです. 午前の部の村仲さんの話を聞いていて, 作業療法においては,機械には代替できない「 Art 」の部分が重要であるということ そして,その「 Art 」と「 Science 」をつなぐものがリーズニングであると解釈しました. またエキスパートになるために,どう経験を積んでいくか?「振り返り」を大事にしていこうという視点を提示して頂きました. 午後の部は丸山が担当で クライアントのために実践をよりよくしていきましょう というところから まずは,まぜ実践( Top )から学ぶことが重要なのか? 暗黙知や認知パターンと語彙数について,自転車の例を用いてさらっと説明させてもらいました.また,教育が Contents から Process に視点が移行していることについても触れました. そして,どう実践を捉えるのか?という問題設定が重要だというドナルド・ショーンの指摘を軸に,実践を捉える切り口として 「厳密性」と「適切性」,「主観性」と「客観性」 について,事例を交えながら説明させてもらいました. そして, クリニカルリーズニングの研究動向について 主に「実践」と「教育」に関連しており,最近は「実践」の身障領域やコミュニティの研究が増加していること.そして名称変更. コミュニティ OT のリーズニングが影響を受ける因子について.(:特に実践文脈の影響が強い) そして実践家こそがリーズニングを利用する価値があるということ