昨日に続いてOT学会のレポートです。湘南慶育病院の丸山です。 学会(2日目)の備忘録をお伝えしたいと思って書きました。書いた内容は以下です。 ・OT教育研究会モーニングセミナー ・自分の発表 ちなみに1日目のレポートはこちらです。→ http://maruyamasho.blogspot.com/2018/09/ot1.html?spref=tw OT 教育研究会モーニングセミナー 朝から多くの方が参加していました。 作業療法では、教育指定規則が変更になるというホットな話題があります。 各先生方からの報告は非常に参考になりました。 そして 「リーズニング」「臨床思考」 というワードがたくさん上がっていたのが印象的でした。教育領域としては、そこを重要視しているんだなと感じました。 10月の岡山で開催される作業療法教育学会 http://www.joted.com/meeting/23meeting_program2nd.pdf にも参加(・発表?)予定ですので、引き続き学んでいきたいと思っています。 以下、備忘録としてメモを残していきます(これだけなんのこっちゃですが)。 自分の発表 作業療法のリーズニングについて概念分析という手法を用いました。 概念分析は、文献研究ですが、理論研究という位置付けになるかと思います。 文献の抽出方法では、量的研究のようにランダムサンプリングをしたり、 分析では、質的研究の手法を使うなど、非常に面白い手法です。 看護領域ではたくさん利用されていますが、日本のOTでは今回使ったRodersの方法はたぶん初めての報告なんじゃないかと思います。 学会では新しい手法を導入してみて、ディスカッションできるというのも面白いですね。 リーズニングに興味を持っている方々は、非常にコメントの深さや鋭さがあって、どうしても話し込んでしまったので、もっと聞いてみたかったという方々がいたらすみませんでした。 また論文化を目指していきたいと思っているので、さらに洗練してご報告できれば嬉しいです。 **** ということで、学会2日目のレポートでした...
現場の一人の作業療法士(occupational therapist)として、日々の実践と研究、教育活動で得られた経験知(あるいは臨床知)を綴っていきます。 励ましや助言を下さる方々に支えられていると実感します。いつもありがとうございます。 この日記を通して、「つながり」や「交流」のきっかけになれたら幸いです。よろしくお願いします。