2/24 山梨県立大学池田キャンパスで 「コミュニティカフェの活用」というテーマで 長谷川和夫先生の講演と、 実践者たちのパネルディスカッションがありました。 そのなかで、 甲府市上町にあるNPO法人のかんむらというところの実践の報告がとても面白かったです。 そこでは、デイサービス、コミュニティカフェ、宅老所の機能を備え、子供からお年寄りまで障がいの有無を問わず、誰もが集える場づくり、高齢者が安心して終末期を迎えることができる地域づくりを進めているということでした。 子供からお年寄り、障がいをもっている方、どんな方でも・・・共生型と呼んだり、富山型デイサービスなどというそうです。 長谷川先生も認知症の方が、なじみの関係をつくること、そういった場があることの重要性をおっしゃられていました。 職員では、食べ物も拒否するような認知症を思っている方が、子供から「はい」なんて自然に渡されると笑顔で「有難う」といって食べる。 そういった自然な文脈がとても面白いなと思いました。 また、話を聞いていて、 「居場所」をつくるためには「場」と「顔なじみの関係性」が大切なんじゃないかと感じました。 かんむらのある、上町はうちの病院からもわりと近いということを知り、 ぜひ子供を連れて、見学させてもらいに行きたいなと思っています。 かんむらブログ→ http://kanmurabiyori.blog.fc2.com/
現場の一人の作業療法士(occupational therapist)として、日々の実践と研究、教育活動で得られた経験知(あるいは臨床知)を綴っていきます。 励ましや助言を下さる方々に支えられていると実感します。いつもありがとうございます。 この日記を通して、「つながり」や「交流」のきっかけになれたら幸いです。よろしくお願いします。