研究を報告する立場でも、査読する立場でも、ガイドラインがあれば、研究の質を吟味するために手がかりとなります。 研究初学者の自分には、とても参考になりそうな情報を見つけたので、みなさんとシェアします(すでによくご存知の研究者の方々も多いかと思いますが)。 奥村泰之, 赤羽隆文: 蔓延する研究報告の質の問題への総合的対策: 研究の価値を高め無駄を減らす. Monthly IHEP 239: 14-22, 2015. https://www. ihep.jp / では、次のように述べられていました。 「研究者は、報告ガイドライン(reporting guideline) に遵守した論文を準備するよう推進されている。報告ガイドラインは、研究者が報告すべき科学的に必要不可欠な情報を規定している。」 すでに、多くの報告ガイドラインが開発され、EQUATOR NetworkのWebサイトから探せるようになっています。 EQUATOR NetworkのWebサイト http://www. equator-network.org / 実際にウェブサイトに行くと様々なガイドラインが検索できるようになっています(英語ですが)。 *** 以下は2018年10月12日更新 @EQUATORNetwork さんに、日本語に翻訳された資料があることを教えていただきました! こちらで日本語訳された資料を入手できます。 http://www.equator-network.org/library/translations-of-reporting-guidelines/#Japanese とても有益な情報がまとまっており、日本語翻訳版があるととても助かりますね! 活用していきましょう! 丸山祥 拝
現場の一人の作業療法士(occupational therapist)として、日々の実践と研究、教育活動で得られた経験知(あるいは臨床知)を綴っていきます。 励ましや助言を下さる方々に支えられていると実感します。いつもありがとうございます。 この日記を通して、「つながり」や「交流」のきっかけになれたら幸いです。よろしくお願いします。