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生活行為向上マネジメント指導者研修に参加してきました!

帰りの新幹線で書いています。忘れないために、書き記しておきます。 2月11日と12日の連休(!)に新大阪で研修会が行われました。 対象はOT協会MTDLP指導者、都道府県士会MTDLP推進委員及び暫定ファシリテーター、 となっています。 僕は、暫定ファシリテーターということで参加させてもらいました。 暫定ファシリテーターについて 二日間の講座で、このようなプログラムになっています→ 生活行為向上マネジメント指導者研修案内 研修会で特に強調されていたのは、MTDLPはあくまで一つの手段であるという点です。 2040年には、国民のうち85歳以上の方が10人に一人になる予測が示されています。 85歳以上の方の約半数は、介護保険を利用しているということですので、効果的なサービス提供やサービスの機能分化が必要と言われているそうです。 そのため、必要な人に必要な支援が、地域特性に応じて提供される仕組みづくりが急務となっていると。 これらの背景から、多職種が協働していくためのマネジメントが必要である ということです。 MTDLP(生活行為向上マネジメント)の目的は、本人が生活する上で困っている・問題を感じている事柄で、やってみたい・もっと上手くできるようになりたいと思う生活行為を、再びできるように支援することということです。 OTRであれば誰でも(経験年数や領域に関わらず)MTDLPのようなマネジメントの思考過程を持てるようになりましょう ということで MTDLPを再学習してきました。 特に印象に残ったのは、マネジメントの基本として、 「目的」と「目標」と「手段」をきちんと分けて 明確にしていくことができているか? という問いです。 カンファレンスや、サービス担当者会議、地域ケア会議 など 様々な場面で 問題解決が必要とされています。 しかし、現場の実感としてもあるのですが、 なぜか解決「手段」が先行したり、 それ自体が目的化してしまっているのでは? と感じることがあります。 これはドナルド・ショーンの 問題の設定こそ重要である という 指摘がそのまま当てはまると思われます。 目的や目標をいつも問うことと、 柔軟に、解決策を選択していけるようにマネジメントできる人が